【H30．10月新宿教室ブログ】9月のSSLの様子　まとめ

9月のSSL（ソーシャルスキルレッスン）の様子　まとめ

９月１２日　どんな夏休みだった？

新学期が始まって最初のSSLは、
夏休みの思い出をみんなの前で
発表するプログラムでした。

発表するときのポイントと
聴くときのポイントを確認した後、
ワークシートに沿って
夏休みの思い出を記入してもらいました。

ワークシートには、
「いつ」「誰と」「どこで」「何をして」
「どう思ったか」といった欄を設け、
順番に記入していくと
話の概要がまとまるようにしました。

文字を書くのが苦手なお子様は
ひらがな50音表を見ながら記入し、
全員が設定時間内に
書き終えることができました。

一人ずつ順番に前へ出てきてもらい、
発表を行いました。

お辞儀をしてから始めるお子様、
聴いている人の顔を見ながらお話しするお子様、
それぞれが工夫して良い発表ができました。

発表が終わった後には、
聴き手側からの質問タイムも設け、
複数のお子様が手を挙げて質問していました。

また、訊きとれなかったことを
SSLが終わってから
個別に質問しに行っているお子様もおり、
他人への興味が強まっていることが窺えました。

９月１３日　危険な遊びかた・安全な遊びかた

身体を動かして遊ぶのが好きな
お子様の多い新宿教室ですが、
お子様の年齢も上がり
だんだんと体格も大きく
筋力も強くなってきました。

そこで、
遊ぶときのルールを再確認するために
『危険な遊びかた・安全な遊びかた』について
みんなで話し合うプログラムを設けました。

ホワイトボードに
「危険な遊びかた」、「安全な遊びかた」
と書かれたA3サイズの紙を
それぞれ1枚ずつ貼りだし、
お子様たちから出た意見を記入していきました。

危険な遊びかたの例としては、
「ボールを顔に当てる」、「火遊びをする」、
「相手をバカにする（チクチク言葉を言ったり、
相手が嫌がるポーズをとったりする）」
といった意見が出てきました。

一方、安全な遊びかたとして、
「ルールを確認してから遊ぶ」、
「まわりをよく見てから遊ぶ」、
「試合は握手・挨拶をして終える」
などの意見が出ました。

一通り意見が出たところで、
お子様に前へ出てきてもらい
遊びの場面のロールプレイを
やってもらいました。

見ているお子様たちは
それが「危険な遊びかたの場面」なのか
「安全な遊びかたの場面」なのかを考えて答えます。

演じる方も答える方も、
どうしたら危険か・安全かを考えながら
一生懸命取り組んでいました。

今回話し合った意見は
まとめて教室に掲示しています。

気づいたことがあれば
その都度書き足していき、
みんなで完成させていきます。

９月２６日　集団遊び：宝探し

担当のお子様は、
人形を使ったゲームを思いつき、
みんなの前でルール説明をしてくれました。

一生懸命に説明してくれていることはわかるのですが、
どのようなゲームなのかイマイチつかめません。

それは説明を受けたお子様も同様でした。

しかし、説明を受けたお子様たちは
「それってこういうこと？」
「じゃあ、こうすればいいかな」等、
担当のお子様に質問しながら
一緒にルールを確認してくれました。

そして、
オニが隠した人形をみんなで探す
「宝探し」を行うことになりました。

最初に思いついたゲームとは
ちょっと違ったのかもしれませんが、
それでも担当のお子様が中心となって
全員で遊ぶことができました。

自分の考えていることを伝えようとすること、
相手が何を考えているのか想像すること、
そして、みんながOKになる方法を考えること。

今回の集団遊びはお子様のこうした力が窺える回でした。


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